不敗神話だ!中日、吉見先発で今季5度目サヨナラ勝ち 森監督「毎日投げさせようか」

[ 2018年8月23日 22:23 ]

セ・リーグ   中日4―3阪神 ( 2018年8月23日    ナゴヤD )

<中・神>力投する吉見(撮影・椎名 航)
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 新たな不敗神話の誕生だ。中日は今季5度目のサヨナラ勝ち。3―3の9回1死一、二塁からビシエドが右中間へ決勝打を放った。

 7回、同点に追いつきなおも1死一、三塁で三ゴロ併殺に倒れていた主砲は「前の打席で失敗したので、絶対打ってやろうと思っていた。良いところで打てた」と喜びを爆発させた。

 屈辱も力に代えた。9回のサヨナラの場面は前の打者、大島が申告敬遠で歩かされた。「敬遠されたのでいつも以上に落ち着いて打席に入れた」と神経を研ぎ澄まし、藤川の初球、142キロ直球を狙い打った。

 3度追いついてのサヨナラ勝ちに森監督は「うちもこういう野球ができるんだと見せられた」と満足顔。

 チームは今季5度目のサヨナラ勝ちだが、5試合ともすべて吉見が先発。指揮官は「毎日、吉見に投げさせようか。松坂、吉見、松坂、吉見だな」とニヤリ。松坂が登板した次の試合は今季9戦9勝と「怪物神話」が生まれたが、それに続く新たな不敗神話に上機嫌だった。

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