パナソニック吉川峻平 アジア大会日本代表辞退 規定抵触は「事実確認中」

[ 2018年8月23日 12:00 ]

パナソニックの吉川峻平投手
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 日本野球連盟は23日、吉川峻平投手(23=パナソニック)がアジア大会の日本代表を辞退したと発表した。吉川が所属している社会人野球パナソニックからの申し出を受けたもので、吉川を除く23人のメンバーで大会に臨む。

 パナソニックは「先般報道されました吉川選手のメジャーリーグ挑戦につきまして、本日に至るまでの経緯を本人に確認したところ日本野球連盟の規定に抵触する可能性があり、事実関係の調査が必要となりましたので本人了承の上代表を辞退する判断を致しました」と辞退の理由を説明。「抵触する事項については現在事実確認中」としている。

 吉川は関大卒業後、昨春パナソニックに入社。今秋のドラフト1位候補に挙がっているが、今月に入りメジャーに挑戦する意向が明らかになった。関係者は「日本のプロ野球を経由せず行くことになると思います。(先方と)契約を結ぶ意向です」と語っており、ダイヤモンドバックスが最有力候補とみられる。

 ◆吉川 峻平(よしかわ・しゅんぺい)1995年(平7)1月24日生まれ、大阪府吹田市出身の23歳。関大北陽では1年秋から正遊撃手で、2年夏から本格的に投手転向。関大では3年春から本格的に登板。パナソニックでは1年目の17年都市対抗1回戦で14奪三振完投勝利。16年日米大学野球、18年アジア大会で侍ジャパン入り。1メートル85、80キロ。右投げ右打ち。

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2018年8月23日のニュース