大谷、異例のぶっつけ投手復帰へ マイナーでリハビリ登板せず

[ 2018年8月23日 05:30 ]

インターリーグ   エンゼルス4―5ダイヤモンドバックス ( 2018年8月21日    フェニックス )

試合前、キャッチボールする大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルス・大谷がマイナーでのリハビリ登板を経ずに「ぶっつけ本番」で投手復帰を果たす。マイク・ソーシア監督が「我々もDHで使いたいし、彼もプレーしたがっている」と明言。指揮官が「通常とは違うステップ」と話す通り二刀流ならではの異例のプランとなる。

 前日に右肘の故障後初めて実戦形式で登板し、29球を投げた大谷は「現時点ではそう遠くない時期に投げられるんじゃないかなという自信は持っている」と、今季中の投手復帰へ手応え。強度についても「思い切り投げたつもり」と話した。22日(日本時間23日)にはブルペンで投げ、来週には45〜50球に球数を増やす予定だ。

 この日のダイヤモンドバックス戦はナ・リーグ球団の主催試合のためDH制がなく、8回に代打出場。鋭い当たりの中飛に終わった。 (大林 幹雄)

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2018年8月23日のニュース