DeNAドラ1・東 7回零封、34日ぶり8勝目 新人王見えた?に「まだ早い」

[ 2018年8月23日 21:27 ]

セ・リーグ   DeNA6―0巨人 ( 2018年8月23日    横浜 )

<D・巨>お立ち台でタオルを掲げる東(右)とソト(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのドラフト1位ルーキー、東克樹投手(22=立命館大)が巨人打線を7回4安打無失点に抑え、7月20日の阪神戦以来34日ぶりとなる今季8勝目(5敗)をマークした。

 2番・ソト、4番・筒香がともに2本塁打を放つなど打線が強力援護。3―0で迎えた5回には先頭・山本に右中間二塁打を打たれたが、後続を3人連続で凡打に打ち取るなど危なげない投球内容だった。

 111球を投げ7回4失点(勝敗は付かず)だった17日の首位・広島戦から中5日でのマウンド。「正直体は疲れ疲れていた」と打ち明けたが、「チームの連勝のために頑張って投げようと思いました」とルーキーらしからぬ頼もしいところを見せた。

 初回、1番・陽岱鋼に中前打され、犠打と四球で1死一、二塁といきなりのピンチ。だが、「ここ最近、投手が先制点を取られていたので絶対取られないという気持ちで頑張って投げました」と後続を斬って取り、先制を許さなかった。その裏にソト、筒香と2本のソロ本塁打で2点を先取。「先制点を取ってもらえたことで気持ち的にすごい楽に投げられたので野手の皆さんには感謝しています」と振り返った。

 これで8勝目。新人王のタイトルも見えて来たのでは?との問いかけに「まだ早いかなと思います」と苦笑い。「目標である2桁勝利に向かって、目の前の試合にしっかり投げるっていう気持ちで毎試合取り組んでいるので、結果は後からついてくるんで、それはあとあと…はい」とはにかんでいた。

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2018年8月23日のニュース