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前橋育英、悪夢の逆転サヨナラ 天を仰いだエース恩田、直前に右足に違和感

[ 2018年8月13日 18:28 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   近江4―3前橋育英 ( 2018年8月13日    甲子園 )

<近江・前橋育英>サヨナラ勝ちに喜びを爆発させる近江ナインと、ガックリ肩を落として整列に向かう前橋育英・恩田(左)(撮影・坂田 高浩)
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 無情の打球が中前へ抜けていく。3―3の9回無死満塁、143球目を投じたエース恩田慧吾(3年)が天を仰いだ。

 悪夢の逆転サヨナラ。直前のプレーで右足がつりかけ、治療のためベンチに戻った恩田が全力で投げ込んだ直球だが、いつものキレはなかった。

 「最後に打たれて悔しい。自信のあるボールを投げたつもりだけど相手が上でした」。初戦の近大付戦で完封勝利した恩田だが、酷暑のためスタミナが徐々に奪われていく。9回から右ふくらはぎに違和感を覚え、近江・瀬川に四球を与えた時点でベンチ内に戻ったが、荒井直樹監督(54)は「無理ならあきらめたけど、あの場面は続投を決めました。恩田でここまで来たので」と迷いはなかった。

 結果は裏目も高橋光成(西武)を擁して全国制覇した13年、140キロ台の投手を複数そろえた昨夏とは違う「力のないチーム(荒井監督)」が3年連続の甲子園切符をつかんだだけに指揮官は「よくやった。それしかない」とナインを称えた。

 南大阪・近大付との決戦前夜は「お好み焼き」、昨夜は「近江牛」を食べた前橋育英だが、あと一歩届かなかった。

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