大阪桐蔭・西谷監督、中盤まで主導権握れず「苦しい試合に」 沖学園は「しぶといチーム」

[ 2018年8月13日 12:16 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   大阪桐蔭10―4沖学園 ( 2018年8月13日    甲子園 )

<大阪桐蔭・沖学園>藤原(左)、根尾(右から2人目)のアベック弾で沖学園を突き放し、3回戦進出を決めてナインと言葉をかわす大阪桐蔭・西谷監督(右)(撮影・北條 貴史)
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 勝ち越しても追いつかれること2度。中盤までなかなか流れを呼び込めない展開に、大阪桐蔭の西谷監督は「4回から攻めてはいたのですが。もう少し早くエンジンをかけないと。苦しい試合になりました」と振り返った。

 相手先発は、1回戦で好投したエース斉藤ではなく石橋だった。その石橋相手に3回まで無安打に抑えられた。「先発投手を読めなくて、外してばかりで…。それでも県大会のデータもありましたし、バッターみんなで伝達してやっていこう」と指示。4回には連打で勝ち越した。

 それでも中盤まではロースコアの戦いとなった。簡単には主導権を握らせなかった沖学園を「しぶといチーム」と評し「もっとしぶとくならないと、と、ベンチから鼓舞していました」と指揮官。「なかなか仕留められませんでした。打撃の技術不足だと思います」と厳しい言葉も口についたが、2死からエンジンがかかった6回の打撃については「粘り強くやってくれた」と笑顔ものぞかせた。

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