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高岡商 プロ注目左腕・山田が待望の復活 打倒・大阪桐蔭へテーマは“最攻挑”

[ 2018年8月13日 15:55 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第9日2回戦   高岡商5―4佐久長聖 ( 2018年8月13日    甲子園 )

<高岡商・佐久長聖>完投勝利を飾り、雄たけびをあげてガッツポーズをする高岡商・山田(撮影・坂田 高浩)
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 高岡商が接戦の末、佐久長聖を下し、春夏通じて同校初となる甲子園2勝目を挙げた。高岡商はエース左腕・山田が147球、9安打4失点の粘投を見せた。9回には連打と味方の失策で1点差まで迫られ、なお、2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後はこの日最速となる144キロの速球で空振り三振を奪い、逃げ切った。

 「ホント、うれしいです。あそこまできたら最後は気持ちだと思うんで。少しボール気味だったんですけど、思い切って腕を振った分、相手も振ってくれました」

 最速148キロのプロ注目左腕。しかし、夏の富山大会では2試合に登板し、11失点。信頼回復を目指してマウンドに上がった佐賀商との1回戦では7回5安打1失点の好投を見せたが、6回に両足がつって無念の途中降板。「準備不足でした」と背番号1の重責を果たすことができなった。この日も初回、先頭打者を歩かせて1死満塁のピンチを招くなど序盤から再三走者を背負ったが、その都度、ギアを入れ替えて相手にビッグイニングを許さなかった。食事から見直した酷暑対策もあってついに甲子園初の完投勝利。3度目の甲子園のマウンドでようやく輝くことができた。

 「我慢を覚えたということじゃないですかね。この経験が今後の彼の野球人生に生きてくると思います」と吉田真監督。富山大会全5試合を2ケタ得点で勝ち上がってきた。打の高岡商に待望のエースが本来の姿で戻ってきた。

 次戦は優勝候補筆頭の大阪桐蔭戦。「テーマは“最攻挑”です」と山田。チームの仲間と造った自分たちだけの言葉。全力で春の王者に挑む。

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