阪神・才木、初回に緊急登板も好救援「野球人生に生かしていきたい」

[ 2018年6月30日 21:01 ]

セ・リーグ   阪神15―7ヤクルト ( 2018年6月30日    神宮 )

<ヤ・神>才木は緊急登板で2勝目を挙げ梅野(左)からウイニングボールを受け取る(撮影・岩崎 哲也)
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 阪神2年目の19歳右腕がチームを救った。初回に先発・岩貞がヤクルト青木への危険球で退場となったが、緊急登板した才木が好投。今季2勝目を挙げた。

 6点のリードをもらった初回裏。岩貞は先頭の西浦に二塁打され、2番・青木への3球目が右側頭部付近に直撃。7球で退場となりマウンドには才木が上がった。

 才木は山田を四球で歩かせ無死満塁とするも、バレンティンを三ゴロに仕留める。三ゴロの間に得点を許したが畠山、坂口を抑えピンチを切り抜けた。2回以降も好投を続け6回3安打無失点。試合の主導権を譲らなかった。

 試合後のヒーローインタビューでは突然の登板を「とりあえず、ひとつずつアウトを取れるようにしっかりと投げた。ブルペンでは10球ちょっとしか投げられなかったが、マウンドでしっかり投げることができた」と振り返った。

 首脳陣の期待に応える投球。手応えを聞かれると「任されたところはしっかり投げようとやってきたので結果になってよかった。まだ2年目でいろいろ経験させてもらっているので、今回の登板も今後の野球人生に生かしていきたい」とコメント。「マウンドでの攻めの姿勢と直球を見てほしい」と今後の活躍をファンに誓った。

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