DeNA 途中出場の山下、号泣の延長サヨナラ打!楽天・松井まさか…

[ 2018年5月31日 21:51 ]

交流戦   DeNA4―3楽天 ( 2018年5月31日    横浜 )

延長10回2死二塁、山下がサヨナラ打を放ちヘルメットを放り投げる(撮影・篠原岳夫)
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 DeNAが今季初のサヨナラ勝ちを収めた。9回2死の場面で4番・筒香が岸から同点ソロ、10回には途中出場の山下が右越えへサヨナラ適時打を放ち、熱戦に終止符を打った。

 楽天・岸、DeNA・東の防御率1点台を誇る好投手同士のぶつかり合いは、期待通りの白熱した投手戦となり、3回まで両軍無得点。4回の楽天の攻撃も簡単に2死となるが、5番・ペゲーロに驚がくの場外弾が飛び出し、楽天が先制した。

 6回、ここまで岸に無得点に抑えられていたDeNA打線は2死一塁から、この日3番に入った宮崎が初球を捉え9号2ランを放って試合をひっくり返す。しかし、DeNAは7回に同点に追いつかれると、8回には3番・田中に痛恨の3号ソロを浴び、終盤で逆転を許した。

 9回も2死となり、楽天・岸の完投勝利が目前に。しかし、DeNAの4番・筒香が岸の投じたチェンジアップを捉え、13号ソロ本塁打。土壇場で同点に追いついた。

 3―3で突入した延長10回、DeNAは2死満塁のピンチをしのぐと、その裏に2死二塁のチャンスを作り、途中出場の山下が打席へ。楽天・松井の投じた3球目を捉え、右越えへサヨナラ適時打となった。山下は劇的な一打に、お立ち台で号泣した。

 楽天は岸が勝利目前で同点に追いつかれる思わぬ展開。2桁安打を記録したがチャンスで1本が出ず、最後は競り負けた。

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