大谷5勝目お預けも…2度降雨中断で5回1失点 ピンチでメジャー自己最速163キロ!修正力も披露

[ 2018年5月31日 12:06 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―6タイガース ( 2018年5月30日    デトロイト )

<タイガース・エンゼルス>力投する先発・大谷(撮影・大塚 徹)                                         
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が30日(日本時間31日)、敵地デトロイトでのタイガース戦に先発。2度の降雨中断に見舞われた中、5回3安打1失点と好投したが勝敗は付かなかった。5回にはピンチの場面でメジャー自己最速、今季メジャー先発投手陣でも最速となる162・7キロをマークするなど圧巻の投球。チームは、救援陣が打たれ1−6で敗れた。

 制球に苦しむ立ち上がり。初回、指に引っ掛ける場面が多く、2四球を与えると5番・グッドラムに中前適時打を許し、1点を先制された。

 それでも2回から修正。初回は23球を擁したが、この回は10球で3者凡退。3回は1死から二塁打を許しながらも、3番・カンデラリオ、4番・マルティネスの中軸を打ち取り無失点で切り抜けた。

 4回、3者凡退に抑えたところで雨脚が強まり、試合は中断。22分後に再開して迎えた5回。四球と二塁打を浴びて2死二、三塁としたが、カンデラリオを162・7キロの直球で投ゴロに仕留めてピンチを脱した。

 1−1の6回表途中で2度目の中断となり、41分後に再開。6回のマウンドに大谷の姿はなく、2番手・ベドロジャンが登板した。

 大谷は5回83球を投げ、3安打5奪三振1失点、3四球だった。

 エンゼルスは1点を追う3回2死二塁、4番・プホルスの中前適時打で同点に追いついたが、1−1で迎えた6回にベドロジャン、ジョンソンの救援陣が打ち込まれ5点を献上。打線も4回以降は無得点に抑えられた。

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