【中畑清氏 セ順位予想】選手層厚いDeNA 今年は夢をかなえる年に

[ 2018年3月28日 10:20 ]

スポニチ本紙評論家セ・リーグ順位予想

投内連係で軽快な動きを見せる京山
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 戦国「混セ」が幕を開ける。30日のセ・パ同時開幕まであと2日。スポニチ評論家陣によるセ・リーグ展望では、優勝予想が広島3人、DeNA3人、巨人2人、阪神1人と4球団に割れた。広島の3連覇か、それとも他5球団が阻止するのか。群雄割拠の熱いシーズンになりそうだ。

 【順位予想】1位・DeNA、2位・巨人、3位・阪神、4位・広島、5位・中日、6位・ヤクルト

 DeNAは先発が3人出遅れることになったが、若い飯塚や京山が育って、それをカバーできるほど層が厚くなっている。抑えの山崎を中心とするリリーフ陣も安定。野手も楠本、神里といったルーキーが入ってきて高いレベルの競争が期待できる。昨年はCSで阪神、広島を倒し、日本シリーズでもソフトバンクに簡単には負けなかった。その経験も大きい。今年は夢をかなえる年になるんじゃないかな。

 阪神はロサリオの加入で4番が決まった。オープン戦は苦しんだが、シーズンに入れば安定した成績を残すとみている。大山をはじめ糸原、高山らの若手も楽しみ。先発陣では小野、才木ら、若い力が出てきて勢いを感じる。巨人は移籍2年目の陽岱鋼(ヨウダイカン)が空気に慣れ、吉川尚との1、2番コンビが期待できる。上原の復帰も大きい。

 3連覇を狙う広島は投手陣がちょっと不安。ヤクルトは6位に置いたが、96敗した昨年とは全く違う戦いをしてくると思う。

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