国学院栃木・島田 決勝ソロ含む3の3 18年ぶり16強導いた

[ 2018年3月28日 05:30 ]

第90回選抜野球大会第5日・2回戦   国学院栃木9―5延岡学園 ( 2018年3月27日    甲子園 )

<延岡学園・国学院栃木>6回無死、国学院栃木・島田は右越えソロを放ちガッツポーズ
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 一振りで決めた。5―5の6回、先頭の国学院栃木・島田は初球の直球を強振。右翼ポール際へ勝ち越しソロを放った。「甲子園で本塁打を打ちたかった。気持ちよかったです」。公式戦初アーチが大舞台で飛び出した。

 新チームから不動の4番に座るが、初戦では4打数無安打。この日は7番に降格したが、柄目直人監督から「気楽に打て」と助言され「いい意味で気持ちが緩んだ」。2回に中前打、5回には右越え二塁打を放ち3打数3安打。三塁打が出ればサイクル安打という大活躍で、復活をアピールした。

 00年以来、18年ぶりとなる16強へ駒を進めた。3回戦の相手は智弁和歌山。指揮官が選手として出場したその00年春の準決勝で2―10で大敗した因縁の相手だ。島田は「智弁戦までは勝っていこうと全員で話していた。一つでも多く勝ちたい」と雪辱へ力を込めた。(原田 真奈子)

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2018年3月28日のニュース