近江が松山聖陵下す、3校出場「滋賀勢」は2校が初戦突破

[ 2018年3月28日 16:48 ]

第90回選抜野球大会第6日・2回戦   近江8―5松山聖陵 ( 2018年3月28日    甲子園 )

<近江・松山聖陵>初戦を突破し、スタンドに向かってダッシュする近江ナイン
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 第90回選抜高校野球大会の第6日は28日、甲子園球場で2回戦の3試合が行われ、第3試合は3年ぶり5回目出場の近江(滋賀)が初出場の松山聖陵(愛媛)を8―5で下し、15年の九産大九州戦以来のセンバツ勝利を挙げた。次戦は星稜(石川)と富島(宮崎)の勝者と対戦する。

 近江は先制を許した2回、裏の攻撃で1死一、二塁から7番有馬が左前適時打を放ちすぐさま追いつき、2死から9番木村の左安打で勝ち越した。勢いは止まらず、1番住谷と2番中尾の連続適時打でこの回5点を奪った。

 3、4回にも1点ずつ加点。6回にも1点追加しリードを広げた。

 投手陣は林と金城の左腕二枚看板。先発の林が5回を投げ2失点と力投すると、6回からは金城が登板し、3失点と粘投した。

 滋賀からは一般枠の近江と彦根東、21世紀枠の膳所が出場。同一県からの3校選出は01年の茨城(常総学院、水戸商、藤代)以来17年ぶりで、21世紀枠を含む3校は初。膳所は敗退したが、この日第1試合で慶応に競り勝った彦根東と近江の2校が勝ち進んだ。

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