彦根東 主将高内が千金逆転弾!左腕・増居「正直あまり期待していなかったけど…」

[ 2018年3月28日 12:10 ]

第90回選抜野球大会第6日・2回戦   彦根東4―3慶応 ( 2018年3月28日    甲子園 )

<慶応・彦根東>8回2死一、三塁、高内は左越え3ランを放ちガッツポーズ
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 第90回選抜高校野球大会の第5日は28日、甲子園球場で2回戦の計3試合が行われ、第1試合は彦根東(滋賀)が4―3で慶応(神奈川)に逆転勝ちし、選抜大会4度目の出場で初勝利を挙げた。

 彦根東は1―2の8回、朝日の三塁打から1死一、三塁の好機をつくると、6番・高内が左翼ポール際に3ランを放って逆転。ダイヤモンドでガッツポーズを見せた主将は「増居が粘って投げてくれていたので、後半勝負の8回にホームランが出たのはよかった。自分がここで決めなければいけないと思った。相手のピッチャーもキレが落ちてきていたので、そこを狙って打つことができた」と打席を振り返り、「応援がパワーをくれた」とアルプス席を赤く染めた大応援団に感謝。「打った瞬間、きれるかなと思ったけど、入ってくれてよかった。最高の気分でした」と笑顔を見せた。

 5安打3失点で149球を投げ抜いた左腕・増居は女房役の値千金の一発に「練習で全然打ってなくて、正直あまり期待していなかったけど、試合でちゃんと打ってくれるので頼りがいがあります」と話し、高内と顔を見合わせてニッコリ。

 第9日の3回戦は花巻東(岩手)が相手。高内は2013年の選手権の初戦で対戦し、5―9で敗れたことを挙げ「絶対にリベンジしたい」と力を込めた。

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