松山聖陵・荷川取監督、甲子園1勝お預けもチームの収穫を強調

[ 2018年3月28日 18:20 ]

第90回選抜野球大会第6日・2回戦   松山聖陵5―8近江 ( 2018年3月28日    甲子園 )

<近江・松山聖陵>あいさつを終え引き揚げる松山聖陵ナイン
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 99年春に沖縄尚学で選手として、沖縄勢初の優勝に貢献した松山聖陵・荷川取秀明監督の甲子園1勝は、またもお預けとなった。「2回の攻撃を止められなかったのが後半に重くのしかかった」。序盤の大量失点を悔やんだが、打線は相手と同数の13安打と奮闘。「攻撃陣は食らいついて、最後まで諦めずにやってくれた」と収穫も口にした。

 大会前には同校OBのアドゥワ誠(現広島)から、背中に「失敗するのは当たり前 成功したら男前」とプリントされた特製Tシャツが全選手、スタッフに差し入れられた。そのアドゥワを擁して甲子園に初出場した16年夏に続いて初戦敗退。指揮官は「もっともっと、たくましいチームをつくっていきたい」と誓った。

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