阪神 日本一早いマジック「143」点灯 星野さんのため…ロサリオ77発に期待

[ 2018年3月28日 11:57 ]

日本一早い優勝マジック「143」が点灯した尼崎3丁目商店街。「優勝一直線」の書を掲げる名誉応援団長のプロレスラー・空牙
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 兵庫・尼崎3丁目商店街で28日、阪神タイガースの優勝を祈願する“日本一早いマジック”「143」が点灯され、同商店街振興組合・寺井利一理事長(56)は「リーグ優勝と言わず日本一を。今年はやります」と日本一奪取を宣言した。

 マジックの点灯式は今年で16回目となる恒例のイベント。同商店街優勝セールへのカウントダウンも意味するマジックボードに、道頓堀プロレス所属の覆面レスラーで同商店街の名誉応援団長を務める空牙が今シーズンの試合数「143」を掲げると、集結した虎ファンは甲子園球場のスタンドと同様にジェット風船を放ち、球団歌「六甲おろし」をいつものように大合唱。虎戦士たちの活躍を祈り、気勢をあげた。

 寺井理事長ら同商店街の親睦会メンバーと、空牙や点灯式の司会をしたタージン(55)らが愛媛・松山の道後温泉へ親睦旅行。途中で岡山・倉敷にある「星野仙一記念館」を訪れ、グッズを買い込んだ。ファンにプレゼントする予定だ。「星野さんが見てる。星野さんのためにも何とか優勝してもらわんと。藤浪に期待してます。ロサリオが77本打ってくれるはずです」と寺井理事長は1月4日に亡くなった元監督・星野仙一氏の背番号「77」のユニホームを掲げた。

 金本知憲監督(49)が就任して3年目。チームは05年から、リーグ優勝から遠ざかっている。「まずは開幕3連戦で巨人に勝って、勢いをつけてほしい」とタージンがマイクを握って絶叫した。

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2018年3月28日のニュース