近江２年生バッテリー投打に活躍　林が力投２失点、有馬３安打２打点

第９０回選抜野球大会第６日・２回戦   近江８―５松山聖陵 （ 2018年3月28日    甲子園 ）

＜近江・松山聖陵＞そっと握手をする有馬（左）と林の近江２年生バッテリー
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　第９０回選抜高校野球大会の第６日は２８日、甲子園球場で２回戦の３試合が行われ、第３試合は３年ぶり５回目出場の近江（滋賀）が初出場の松山聖陵（愛媛）を８―５で下した。

　２年生バッテリーが活躍した。先発の林が５回を投げ２失点と力投。「小さいころからあこがれていた舞台。緊張して、調子もよくなかったが、最低限の仕事ができたかなと思う」と振り返った。

　捕手の有馬は５回までは林、６回からはエース金城を好リード。打っては３安打２打点と爆発した。

　この日第１試合は同じ滋賀県の彦根東が慶応に競り勝ち初戦突破。林は「負けられないという気持ちがあった。彦根東が勝って自分たちにも勢いがついた」とコメントした。

　次戦は星稜（石川）と富島（宮崎）の勝者と対戦する。「今回は打ち勝った試合になったが、次は３失点に抑えたい」と有馬。林も「自分の持ち味のテンポ良い投球で攻撃につなげたい」と意気込みを語った。