大瀬良　もう大丈夫！模範快投　緒方監督“合格点”

オープン戦   広島４―２ソフトバンク （ 2018年3月25日    マツダ ）

＜広・ソ＞５回１失点と好投した大瀬良
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　ソフトバンク戦に先発した広島・大瀬良は、前回露呈した課題を全て解消し、登板が決定的だった開幕３戦目、４月１日の中日戦（マツダ）に予定通りに向かうこととなった。体を大きく使った力感のないフォームから最速１５１キロ直球とカットボールを中心に組み立て、ソフトバンク打線相手に５回３安打１失点と好投した。

　「前回の課題をクリアして試合の中でいいものが出せた。あの（強力）打線の中で、真っすぐでしっかり攻められた。今日ぐらい、ゆったりと間のあるフォームで（投球）できれば問題ないと思う」

　前回登板の１８日楽天戦では５回５失点と精彩を欠いた。オフから左手を上方に掲げる新フォームに取り組み、直球の威力に手応えを得ていた中での突然の乱調。登板後、映像をチェックし投げ急いでいたことを確認し、修正に努めた。

　与四球５から、この日は２つに抑え「前回は内容、感覚、結果全てが悪すぎたけど、今日は内容のある投球ができて自信を持って開幕を迎えることができる」とうなずいた。緒方監督も「内容のある、いい投球をしてくれた。安心してローテを任せられる」と合格点を与えた。大きな自信と信頼を得て迎える開幕。この日の快投で、不安材料はなくなった。（河合　洋介）