劇勝発進 明徳義塾に勝ち虫のトンボ

[ 2018年3月26日 05:30 ]

第90回選抜高校野球大会第3日・2回戦   明徳義塾7―5中央学院 ( 2018年3月25日    甲子園 )

<明徳義塾・中央学院>明徳義塾・馬淵監督の帽子にはトンボがプリントされていた
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 劇的なサヨナラ弾で中央学院(千葉)を破った明徳義塾(高知)には“勝ち虫”がついていた。帽子のツバから選手たちを見守っていたのは「トンボ」だった。

 トンボは前にしか進まないことから、縁起がいいと言われる。佐藤洋部長によると、普段からゲン担ぎを大切にする馬淵史郎監督(62)の発案だという。「上甲さん(元済美監督。2014年死去)もTシャツの袖につけていた。選抜ではうちもつけるぞ」――。ともに四国の高校球界を引っ張り、親好が深かった上甲さんの思いも背負って挑む今大会。指揮官やスタッフをはじめ、部員の帽子のツバにはトンボがプリントされている。

 逆転サヨナラ本塁打を放った4番の谷合悠斗外野手(3年)は「トンボ効果ですね。打球が飛びましたね」と満面の笑みを浮かべていた。

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2018年3月26日のニュース