創成館・稙田監督 春1勝に「ホッ」選手奮闘称え「本当に楽しい」

[ 2018年3月26日 11:41 ]

第90回選抜高校野球大会第4日・2回戦   創成館3―1下関国際 ( 2018年3月26日    甲子園 )

<創成館・下関国際>創成館は川原(左)、伊藤(右)の継投で下関国際を破り、アルプス席に駆け出す
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 第90回選抜高校野球大会の第4日は26日、甲子園球場で2回戦の計3試合が行われ、昨秋の明治神宮野球大会で準優勝し、5年ぶり3回目出場となる創成館(長崎)が初出場の下関国際(山口)を3―1で下した。

 創成館は春の選抜初勝利。稙田(わさだ)龍生監督(53)は「ホッとしています。こういう展開になることは予想していましたので、本当に良い試合でした。接戦をものにしたということは大きい。本当に楽しい」と選手たちを称えた。

 エース・川原、伊藤の継投、堅い守備でつかんだ1勝。「ピッチャーの調子も決して良くなかったが、よく要所要所で守ってくれた。エラーで自滅することだけは避けようと、そういう試合を想定して守備練習をしてきた。いい守りでした」。

 打っては主将の峯を1番に起用。その起用がズバリ的中し、第1打席の二塁打を含めて、3本長打を放つ大暴れ。「中軸の峯を1番において、何とか初回に流れを作ってほしいと、初回のためだけのような打順。よく初回に点が取れました」と話した。次戦に向けては「もう少し打線も打って、もう少しいいピッチングをしてくれると思う」と期待した。

 峯は「第一打席、まっすぐだけを打とうと思って、下関国際との対戦が決まった時からまっすぐを狙っていこうと決めていた」と狙い通りのストレートを叩いて二塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。9回、1死満塁のピンチもあったが、「ピッチャーを信頼している、信じて守った」とチームメートへの信頼を口にした。

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2018年3月26日のニュース