ロサ弾でカンパ〜イ 今季一発につき泡盛「残波ホワイト」1ケースもらえるで

[ 2018年2月20日 05:30 ]

阪神のロサリオ
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 阪神のロサリオ(韓国・ハンファ)に太っ腹の“スポンサー”が付いた。沖縄・読谷村のチーム宿舎近くにある泡盛メーカー「比嘉酒造」が19日、今季の本塁打1本につき看板商品「残波ホワイト」1ケースをプレゼントすることを約束。新助っ人のアーチ量産を沖縄からバックアップすることになった。

 浦添商で08年夏の甲子園大会に出場した同社営業担当の仲村早人氏(27)が説明した。

 「“ザンシロ”は県外で一番の売れ筋商品。本塁打1本につき、一升瓶6本入りの1ケースを送らせてもらいます。たくさん打ってほしいですけど、あまり打ち過ぎたら嬉しい悲鳴が出ますね」

 ほろ苦い思い出がある。昨年、キャンベルでも同様の企画を立てたが、わずか1本塁打で退団。「偶然、僕が甲子園の試合を見に行った時に打ってくれたんですが、1本では…」と苦笑い。ただ、今年のロサリオは心底、期待できる。「パンチ力もすごいし、打ち損じがない。望みは30発ですけど、もっと打つんじゃないですか」と予想した。

 バレンティン(ヤクルト)が持つプロ野球記録の60本塁打を超えれば、2・5升ある「増益繁盛」という、お祝い用の特別商品を送ることも検討中。それでなくても、一升瓶の税込み価格が2549円で、1ケース6本×60発となると計91万7640円の出血サービス。伝え聞いたロサリオは「1本でも多く打ちたいね」とやる気十分。沖縄から届く勝利の美酒が増えれば増えるほど、05年以来のリーグ優勝が近づく。(山添 晴治)

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