意外?松坂、引退後は「主夫やります」3人の子供たちにチャーハンを

[ 2018年2月20日 10:00 ]

西武時代の恩師である東尾氏(右)と自身のユニホームを手に笑顔を見せる松坂
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 【東尾修氏が直撃3】中日の松坂大輔投手(37)が再起への兆しを見せている。西武時代に監督として、松坂と師弟関係を築いたスポニチ本紙評論家の東尾修氏(67)が沖縄・北谷キャンプを訪れ本人を直撃した。

 東尾 会って20年か…。最初に対面したのは、(入団交渉での)焼き肉店だった。

 松坂 一番最初に野球のことではなく、肉の焼き方で怒られた。“高校の寮で出される肉とは違うんだ!”と。親の前で肉の焼き方を怒られて、自分が情けなくなりました。20年たって、肉の焼き方は覚えましたけど。

 東尾 そんなこと言ったか(笑い)。何とか今年、1軍のマウンドに立つ感覚を呼び覚ましてほしい。辞めたら、金がどんなにあっても、暇になるぞ。

 松坂 その時は主夫やります。料理も簡単なものはできます。子供たちはチャーハンを食べたいと言ってくれる。具材はあるもので作っています。

 東尾 長女が12歳だろ。俺も同じ25歳の時に理子が生まれた。

 松坂 長女と長男(9歳)は野球をやっている姿は知っていますが、7歳の下の子(次女)は野球に興味がない。

 東尾 子供の存在は絶対、励みになる。200勝まで36勝。入団時に渡した私の200勝ボールはどうしてるの?

 松坂 実家に大切に保管しています。

 東尾 ウイニングボールは大切に。(日米通算)166勝目を挙げたら、165勝目を子供にあげるとか。

 松坂 これからの勝ち星は大事にしたいですね。でも、まずは一つ勝たないと。

 東尾 周囲の期待に応えようとして、焦ることのないように。

 松坂 まだやるべきことは多いですが、ファンの声援を力に変えられたら。あとは自分を信じていきます。

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