松坂 3度目ブルペンで最多66球「無理はしないということ」

[ 2018年2月8日 05:43 ]

ブルペンで投げ込む松坂
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 “セーブ王”に変身した。中日・松坂が7日、今キャンプ3度目のブルペン入りで67球。自己最多となる球数だったが「いつもの僕なら100球超えているくらい。良いときはどんどん投げたいタイプ。僕の中で投げようと思えば投げられるけど、無理はしないということですね」と気持ちを抑えに抑えた。

 同じ失敗は繰り返さない。ソフトバンクに在籍した昨季は「飛ばせるならどんどん投げてアピールしよう」とちょうど1年前の17年2月7日には239球の投げ込みを行うなど元々は「投げたがり」の性格。だが、キャンプ、オープン戦と時間が進むにつれ右肩の状態は下降線をたどり、結果的には1軍登板できないまま終わった。苦い経験を踏まえ、今季はスローペースを心がけている。

 小笠原や柳ら若手投手陣はキャンプ初日の1日から打撃投手を務め、岩瀬や山井、ジーといったベテラン、外国人投手も9日に初の打撃投手を務める予定だが、松坂だけは登板予定がない。森監督からは「ゆっくりやらすというか全部好きなようにやらす」と調整を一任されており、球団関係者は「キャンプでは実戦に投げないかも。焦る必要もない」と話し、沖縄では実戦登板しない可能性も出てきた。

 もちろん、松坂の表情に焦りの色はない。この日の球数は実際には66球だったが、受けた横浜高の先輩・中野ブルペン捕手が「67球」と言ったため「67球じゃなかったですか? 先輩なので67球で」と“忖度”する余裕を見せ、報道陣を笑わせる一幕もあった。「今は体と話し合い。全力で腕を振る時期じゃない」。慎重に自分の体と向き合いながら、完全復活を目指す。 (徳原 麗奈)

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