オリ黒木 下半身強化で直球の回転数キープ 2年目のジンクス打破へ新球も

[ 2018年2月8日 10:30 ]

ブルペンで力投する黒木優太
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 オリックス・黒木優太投手(23)が、2年目のジンクスを打破してのフル回転を目指し、準備を進めている。

 「去年の最後に味わったので、2年目のジンクスは大丈夫だと思いたいですね」

 昨季は新人ながら開幕直後からセットアッパーを務め、150キロ超の浮き上がるような軌道の直球を武器に55試合で25ホールドを記録するなど活躍を見せた。ただ、疲労の色が見始めた終盤に失速して降格を味わい、そのままシーズンを終える結果となった。

 「自分では疲れていないつもりだったのですが、データを見ると直球の回転数が明らかに落ちていたんです。去年は最初から全力でいったことで、最後まで持たなかった部分はある。でも、最初から飛ばせば“こうなる”と分かったことは収穫だとも思っています」

 黒木のストレートの回転数は1分間換算で2500回転以上。ヤンキース・田中らメジャーの一線級投手の平均が同2200回転程度と言われており、いかに優れた数字かが分かる。

 「自分では調子が悪いとは思っていなかったんですけどね。空振りを取れなくなった最後の方は、2300回転くらいまで落ちていました。腕の角度も変わっていましたね。下がっていたのではなくて、リリースポイントが頭寄りの高い位置に変わっていた時は良くなかったです。やっぱり下半身が使えなくなると、そういうデータが出ていましたね」

 今オフは徹底した下半身強化を実践。1年間戦い抜ける体作りを目指し、埼玉県熊谷市にある母校・立正大の練習グラウンドで走り込んだ。「とにかく走りましたね。ポール間走20本とか毎日のように、やっていましたね。やっぱり後輩に見られているのもあって手を抜けないですし、良い準備ができたと思います」。

 今オフから着手している新球チェンジアップの習得にも手応えを感じている。「高山投手コーチにも相談して“そういうボールがあった方が絶対に(投球が)生きる”と言ってもらえたので、織り交ぜていこうと思っています。去年のシーズン中から思っていたので、ちょうど良いタイミングで」と話した。

 宮崎の春季キャンプでは4日に視察に訪れた侍ジャパン日本代表の稲葉監督から「黒木投手が一番、力強いボールを投げていましたね」と高く評価された。「自分はしっかり準備して、やるだけです」と黒木。今季もセットアッパーとして期待される右腕が、新守護神・増井にバトンを渡す役目を全うする。(オリックス担当・湯澤 涼)

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