ソフトB石川 開幕ローテ残り1枠へ 剛速球で安打性わずか4本

[ 2018年2月8日 05:48 ]

打撃投手をした石川
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 最後の椅子は譲らない。ソフトバンクの石川柊太投手(26)が7日、宮崎春季キャンプでフリー打撃に登板。打者2人に全て直球で47球を投げて、安打性の当たりを4本に抑えた。工藤監督の開幕ローテーションの構想は、既に5人が内定済み。昨季8勝とブレークした右腕が、最後の1席を勝ち取りに行く。

 自慢の剛速球で押した。今キャンプで初めてフリー打撃に登板した石川が、2人目の打者の江川に投じた2球目。打者の手元で少し浮く軌道を見せるという直球で、バットの根元をへし折った。「速かった。角度もいいし、球持ちもいい」と称えた江川には23球を投げて安打性は2本。最初に対した塚田にも24球で同2本と、安定した投球を披露した。

 「思っていたより、すんなり入れた。打者もガッツリは来ていないと思うけど、ファウルも取れた」と石川。最速155キロ右腕の熱投に、工藤監督も「まだ最初だから、あれくらいのボールを投げられたら打者は難しいと思うよ」と打者をかばうほどだった。

 それでも、決して満足はしていない。低めの球を中前にはじき返されたことを挙げ、「低めのボールに弱さがあるのかなと」と課題を口にした。フリー打撃登板後はブルペンへ直行。「バテてくると悪いフォームになる。苦しい状況でズレないように」とあえて疲れた状態で29球を投げた。体が横振り気味になっていたため、高村1軍投手コーチにすぐそばに立ってもらって投球。「上から叩きつけるイメージ」ときっちり修正した。

 昨季1軍デビューを果たし、シーズン途中に先発も任された。終盤は再び中継ぎに戻り、合わせて8勝をマーク。日本シリーズでも2勝を挙げた。だが、油断はしていない。11日からの第3クールでB組(2、3軍)から5、6人が昇格予定。残り1席の先発ローテーション入りへ、アピールを続ける構えだ。

 オフには練習の合間を縫い、大好きな「ももいろクローバーZ」のライブにも出かけた。推している「あーりん」とのツーショット撮影に成功。自身のツイッターに投稿したところ、「野球しろ」のコメントも多数あった。もちろん、黙っているつもりはない。1年間、先発ローテーションを守り、“モノノフ”さえも納得する結果を残してみせる。

 今季の先発ローテーションは東浜、千賀、バンデンハーク、和田、武田の5投手は、ほぼ当確。残り1枠を争うのは石川のほか、A組では今クールで打撃投手を務める予定の中田が実績十分。B組では6日に初めてブルペン入りしたベテラン・摂津、ブルペンでフォーム固めに励んでいる高橋純、2年目の田中がいる。昨季2勝を挙げた松本裕は第1クールで腰を痛め、現在は別メニューで調整中。

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