ヤクルト梅野、投手歴5年の154キロ腕 成長示し開幕1軍へ

[ 2018年2月8日 08:38 ]

ヤクルトの梅野
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 1メートル75と小柄ながら、2年目のヤクルト・梅野はブルペンでひときわ存在感を輝かせている。この日も力強く80球。今季初実戦となるあす9日の紅白戦(浦添)登板に向けて、「しっかりアピールしたい」と意気込んだ。

 16年ドラフト3位で入団。中3の冬に内野手から投手に転向し、本格的な投手歴はまだ5年だが、最速154キロを誇る剛速球に加えてスライダー、フォーク、カットボール、カーブと変化球も多彩だ。1月は同期の寺島らと米アリゾナ州で自主トレを行い、トレーニングを学んできた。

 昨季は8月9日のDeNA戦(神宮)でセ高卒新人としては最速1軍デビュー。3回5失点と結果を残せなかったが、2試合に登板し0勝1敗、防御率6・75と経験を積んだ。「手応えはない。去年は波があった。フォームを固めて全部、ベストボールを投げられるように。今は肩が開かないように意識している」と課題克服に時間を費やす日々だ。

 投げっぷりのよさに、石井投手コーチは「いいボールを投げている。物おじしない」と評価する。その一方で「コンディションの悪い日にどう修正できるか、引き出しがないといけない」とさらなる成長を遂げるための注文も加えた。

 実は、昨年4月1日から日記をつけているという。日記帳は祖父の富雄さん(80)にもらったもので「簡単な文を毎日書いています。3年分書けますから」と笑った。20年3月までの日記帳。「しっかりアピールして開幕1軍に入ること。そして1軍にずっといること」。飛躍を誓う今季は、新たな記念日を記し、成長の証を残す。 (細川 真里)

 ≪番記者寸評 先発と中継ぎ両にらみ≫現状は先発と中継ぎの両にらみで開幕1軍を狙う。固定メンバーが少ない中、田畑投手コーチが「寺島と同様にこのキャンプでやってほしい存在」という注目株だ。自らを「負けず嫌い」と分析する右腕は、端正なマスクで人気上昇も期待。

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