ロッテ・ドラ1安田“プロ初安打”新フォームで石川からマルチ

[ 2018年2月8日 05:30 ]

シート打撃2打席目に石川から左越え二塁打を放った安田
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 ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(18=履正社)が7日、石垣島キャンプ5度目のシート打撃で昨年3月のWBCで侍ジャパンに選ばれた石川歩投手(29)から「プロ初安打」を含む2安打をマークした。通算9打席目で右前打を放つと、10打席目は左越え二塁打。かかとから足を上げる新フォームで期待のスラッガーがついに目覚めた。

 迷いが消えた。昨春のWBCにも出場した石川の直球に対し、安田は初球から狙っていった。打球は一、二塁間を抜ける待望の「プロ初安打」。まだ、あどけなさの残る18歳は少しだけホッとした表情を浮かべた。

 「自信になりました。石川さんはもの凄くいい投手。ボールを見られて良かった」

 結果が出ればスイングも加速する。2度目の打席で、再び石川と相対すると外角直球に逆らわず左越え二塁打。初長打&初マルチに「芯でした。広角に打つのは自分の特長」と笑った。調整段階とはいえ、16年最優秀防御率を獲得した球界屈指の右腕から放った2安打に自信がわいた。

 第1クール中に講師で招かれたスポーツ整体師の広戸聡一氏から、爪先の外側に重心のかかる体形だと指摘され、フォームを修正した。「かかとから足を上げるとバランスが保てると聞いた。スイングが変わってきた」。プロ入り後は「足を上げるのは得意ではない」とすり足に取り組んでいたが、新たな感覚と出合った。つかんだものを忘れまいと、シート打撃で結果が出なくても、居残り特打を繰り返した。そんな努力がついに実った。

 黄金ルーキーとの対戦を終えた石川は「体が大きいけど、コンパクト。いい打者」と評し、井口監督も「打球方向関係なく、長打が打てる。日に日に力強くなっている」と覚醒を感じ取っている。

 「まだ、練習段階だし、オープン戦で結果を出していきたい」。開幕スタメンを狙う高校通算65発のルーキーにとってはまだ、通過点にすぎなかった。 (福浦 健太郎)

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