清宮、大谷の道歩む!鎌ケ谷発札幌経由メジャー行き 感激の初対面

[ 2017年11月9日 05:35 ]

鎌ケ谷球場に到着して緊張気味の宮台(左)を横目に笑顔の清宮
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 日本ハムにドラフト1位指名された早実の清宮幸太郎内野手(18)が8日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設を訪れ、球団寮などを見学。7日に今オフにメジャー挑戦する意向を表明した大谷翔平投手(23)と初対面を果たした。高校通算111本塁打を誇り、大谷と同じく将来的にメジャー挑戦を視野に入れるスラッガー。日本での活躍を足掛かりに「大谷の道」を歩む。

 その瞬間、胸の高鳴りを抑えられなかった。球団寮内にあるウエートルーム。3位の田中(柳ケ浦)、7位の宮台(東大)とともに大谷とあいさつを交わした清宮の目は、輝きに満ちていた。

 「(体が)大きくて顔が小さかった。会う前は“どんな人かな”って緊張はあったけど、凄く穏やかで優しく返事も返してくれた」

 同じ左のスラッガーの大谷は、清宮にとっても大きな存在だ。普段からプレーをチェックし「物凄く格好いい」と憧れていた。「少しでも一緒にやれたらなって思いはあった。いろいろ学べるかなという思いもあったので、凄く残念」。大谷が今オフのメジャー移籍を目指すため、入れ替わりでの入団。一抹の寂しさをのぞかせたが、「ポスト大谷」としての自覚は既にある。

 プロで実績を残してきた二刀流に対し、自身はまだ入団前。「まだまだ手の届かない存在。比べられるようなものではない」と冷静に分析しながらも、こう続けた。「これから次第かなと思う。早く追いつけるように頑張りたい」。大谷と同様に日本球界で結果を残し、日本ハムを代表する選手となって、早い時期に海を渡る――。18歳はプロ入り後の青写真を描いている。

 鎌ケ谷スタジアムの正面には、活躍した球団OBや現役選手のボードが掲げられている。ダルビッシュ、森本、田中賢、中田…。もちろん、大谷の姿もある。「いずれは自分もあそこに名を連ねたいという思いも湧いてきた」。1年目から活躍すれば、すぐにでも「清宮」のボードが掲げられることになる。

 人気は既に一流クラスだ。この日は平日にもかかわらず、約100人のファンと約50人の報道陣が集結。清宮が室内練習場へ移動する際には通路脇に二重の人垣ができるなど、早くもフィーバーに包まれた。「見学だけだったが、声を掛けてくださって(ファンの)愛を感じた。球場もきれいで2軍とは思えない充実した場所だが、この環境に甘えず早く1軍に上がって、活躍できるようにやっていければ」。目指すは鎌ケ谷発、札幌経由、メジャー行き――。名だたるスターが育ったこの地から、伝説への一歩を踏み出す。 (原田 真奈子)

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