日本ハム 大野 FA権行使表明 「素直に他の球団の話しを聞きたい」

[ 2017年11月9日 16:48 ]

FA権を行使することを表明した日本ハム・大野
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 日本ハム・大野が札幌市内の球団事務所で会見し、保持している海外フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。

 決断に至った理由について「素直に他の球団の話しを聞きたいというのが率直な気持ち。どう僕のことを必要としてくれるのか聞いてみたい。なぜ自分がチームに必要なのか聞いてみたい」と説明した。

 複数年契約を提示され「宣言残留」も認められており「球団に“残留してほしい。ファイターズにとって必要な戦力。いつまでも待つ”と言って頂けたので決断できた」と感謝の言葉も口にした。中日が獲得に動くとみられる。

 今季はチームが下位に沈み、若手を積極的に起用したことに加え、慢性的な右肘の痛みもあって83試合の出場にとどまった。10月に右肘のクリーニング手術を受け、現在は札幌でリハビリ中だが、来春キャンプには間にあう予定だ。

 来季プロ10年目を迎える30歳は「出場機会は誰も保証されていない。(試合に)出る出ないは争いだと思っている。今は率直な意見を聞いてみたい。チームとして僕のことをどう考えているのか、どう必要としているか聞いてみたい」と話した。

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2017年11月9日のニュース