広島・丸 初日から居残り特打「鍛えられる時に鍛えておかないと」

[ 2017年11月8日 05:30 ]

秋季キャンプ初日から精力的にバットを振る広島・丸
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 広島の秋季キャンプが7日、宮崎県日南市で始まり、主力の丸が初日から居残り特打を志願するなど6時間に及ぶハードワークに汗を流した。

 午後2時過ぎ、天福球場の室内練習場に乾いた打球音が響き渡った。1人で黙々とバットを振っていたのは丸。自ら志願して約30分間、打撃マシンと向き合った。本人が意図を説明する。

 「せっかく(キャンプに)来たんだし、数を振りたいと思って」

 丸、菊池、田中ら主力勢は午前10時に練習開始。例年より長い50分間のランチタイムでは連続ティー、左投手相手のフリー打撃、速球マシン、カーブマシン、ロングティーをこなした。昼食を挟み、走塁練習で終了。以降の練習は、個人の自由裁量となっていた。

 「打撃の確率をより上げるためにどうするか。完成はないと思うし、量を振る中で(体で)覚えていくしかない。芯がしっかりしていれば、悪くなった時に元に戻れるので」

 今季の活躍が華々しい。DeNA・ロペスと最多安打(171安打)のタイトルを分け合い、109得点も堂々のリーグトップを誇る。さらに同5位の打率・308、同2位の出塁率・3975と軒並み好成績をマーク。もはやマイペース調整が許される立場だ。

 「もともと不器用なんで、やらないと心配になる。と言うか、鍛えられる時に鍛えておかないと、年を取った時に後悔するので」

 高い意識。リーダー格の10年生が妥協せずハードワークを課す姿を、同じ空間で汗を流す若ゴイたちは当然見ている。高ヘッドコーチは「主力の彼ら自身が、率先してやらないといけない…と感じているんだと思う。頼もしい」と目を細めた。

 16日からは主力やベテランを対象に、大分・湯布院で恒例のリハビリキャンプが始まるが、丸は志願して日南に居残り、21日の打ち上げまでフル参戦。心技体でレベルアップを図るつもりだ。

 「凡事徹底じゃないけど、やることは来季も変えない。そのための土台をつくりたい」

 MVPの有力候補。だからカープは強い。(江尾 卓也)

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