阪神ドラ4島田 驚足アピール さすが桐生に勝った男!超速走塁連発

[ 2017年10月31日 05:30 ]

関東地区大学野球選手権準々決勝   上武大5―4関東学院大 ( 2017年10月30日    サーティーフォー相模原 )

<上武大・関東学院大>8回1死一、二塁、鳥巣の中飛で三塁にタッチアップする上武大・島田
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 これがウワサの驚速だ!阪神からドラフト4位指名を受けた島田海吏外野手(21=上武大)が30日、関東地区大学野球選手権の1回戦・関東学院大戦(サーティーフォー相模原)に「1番・中堅」でフル出場。4―2の8回1死の第5打席で、俊足を飛ばして二塁内野安打で出塁すると、その後も好走塁を見せ5点目のホームを踏み、勝利に貢献した。

 キタサンブラックもびっくり!?のスピードだった。無安打で迎えた8回1死の第5打席。2球目の内角球に詰まらされた打球はボテボテと二塁へ転がった。駿馬のような疾走で一塁を駆け抜ける。守備位置が深めだったとはいえ、平凡な二ゴロを内野安打に変えてみせた。プロ入りを勝ち取った最大の武器を、ドラフト後の初実戦で遺憾なく発揮した。

 「何とか塁に出てかき回してやろうという気持ちはあった。常に全力疾走というのは自分では譲れないので。どんなゴロでも自分の足ならセーフになるというぐらいのつもりでやっています」

 一塁までの到達タイムは驚異の3秒78。一般的に4秒を切れば俊足と言われており、憧れの大先輩である「赤星級」の快速だ。スタンドから見守った担当の吉野誠スカウトは「最後の最後にやっと“らしさ”を出してくれた。僕の時計では3秒81だったけど、3秒8を切るのも何度も見ている。赤星さんみたいになってくれれば」と目を細めた。

 スピード自慢は、この一打だけでは終わらない。次打者の右前打で二塁に進むと、再度、驚きの走塁を見せた。1死一、二塁から3番・鳥巣の浅めの中飛で果敢にタッチアップ。間一髪のタイミングで三塁を陥れると、送球が逸れる間に一気に本塁へ生還した。9回に2点を返され、5―4の辛勝だっただけに上武大の谷口英規監督も「結果的にはあれが決勝点。それまでは乗り切れなかったけど、最後にアイツらしいところを出してくれた」と安どの表情だった。

 4打席目までは空振り三振、捕前犠打、右邪犠飛、犠打失敗の捕飛。特に4打席目の送りバント失敗が悔しく「チームに迷惑をかけたんで、今日は自分の中では0点です」と猛省した。それでも、この日の勝利で11月2日の準決勝進出を決め、優勝、準優勝チームが出場できる明治神宮大会に大きく近づいた。

 「チームの勝ちに貢献することしか考えていない。自分のことよりも、勝利につながるように頑張りたい」

 甲子園で暴れ回るのはもう少し先の話。まずは大学生活の集大成となるタイトルを自慢の足でもぎとる意気込みだ。(山添 晴治)

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