彦根東スーパー返球で劇的8強「野球の神様のおかげ」

[ 2017年10月31日 05:57 ]

秋季高校野球近畿大会1回戦   彦根東4―3明石商 ( 2017年10月30日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<彦根東・明石商>9回2死一、二塁、明石商・加田の中前打をスーパー返球した彦根東・野嵜(中央)は笑顔
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 来春選抜大会の重要な選考資料となる秋季地区大会が各地であり、近畿大会はシティ信金スタで1回戦3試合が行われた。3年連続の選抜出場を狙う智弁学園(奈良1位)は西脇工(兵庫2位)にサヨナラ勝ち。近江(滋賀1位)、彦根東(滋賀3位)はそれぞれ準々決勝へ駒を進めた。明石商(兵庫1位)は敗れ、兵庫勢3校は1回戦で姿を消した。

 彦根東が堅守で絶体絶命のピンチを脱した。4―3で迎えた9回だ。1死一、三塁から明石商・山本の初球スクイズを捕手・高内が落ち着いて処理し、三塁走者をタッチアウト。2死一、二塁となったところで、エース増居が加田に中前打を浴びた。ただ、今度は中堅手の野嵜が素早いチャージから本塁へダイレクトのスーパー返球。二塁走者を間一髪で刺し、逃げ切った。

 劇的な幕切れを本塁付近で見届けた背番号1は「野嵜が最後の最後でいい仕事をしてくれた」と喜びを爆発させた。野嵜は小3から内野一筋で、今夏の甲子園は遊撃の控えでベンチ入り。外野転向は今秋からだ。「練習でもあんなプレーはない。野球の神様のおかげ」とはにかんだ。

 同校史上初の2季連続甲子園出場へ一歩前進だ。準々決勝は滋賀1位の近江が相手。セ・リーグ3位から日本シリーズに進出したDeNAばりの下克上で聖地への切符をたぐり寄せる。(吉仲 博幸)

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