阪神・望月 自己最速タイ155キロ ローテ争い殴り込み

[ 2017年10月31日 05:30 ]

フェニックス・リーグ   阪神2―1楽天 ( 2017年10月30日    SOKKEN )

<神・楽>4回無失点と粘りの投球をみせた先発・望月
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 来春の先発ローテ争いに名乗り!阪神・望月惇志投手(20)が30日、「みやざきフェニックス・リーグ」最終戦となった楽天戦に先発。自己最速タイの155キロの速球を武器に、4回無失点の投球をみせた。秋季キャンプのメンバー入りも決まり、首脳陣へ早速アピールした。

 来春の先発ローテ殴り込みへ、望月が宮崎からゴングを鳴らした。3月に記録した自己最速タイの155キロを計測するなど、4回無失点。楽天・オコエを見に来たはずのファンを、その剛速球で虜(とりこ)にした。

 「力が入り過ぎていた。もっとボールの質とかを上げていかないと。まだまだです」

 それでも、満足感はみじんもない。若手中心の相手に対し、毎回走者を許しての被安打6。見据える次元が高いからこそ、自己評価は厳しかった。

 その一方で、無限の可能性を秘める右腕への期待は大きい。この日、発表された秋季キャンプへのメンバー入りが決定。金本監督からは才木とともに名指しで、来季の躍進を切望された。

 「望月なんかは体力も体もある程度、できてきたからスキルアップになってくるだろうし。何とか才木とか望月を1軍で働けるようにね」

 高卒2年目の今季はケガに泣かされた。ルーキーだった16年は最終戦の巨人戦で1軍デビュー。最速153キロを記録し、宿敵を1回無失点に封じた。さらなる飛躍を遂げるはずが、今季は右肘、腰の不調に悩まされ、1軍登板はなし。2軍公式戦でも、わずか7試合15イニングにとどまった。

 雪辱を期す右腕にとって、宮崎の地はアピールの舞台だった。223日の練習試合・巨人戦は3回1安打。2失点ながら自責は0で、この日と合わせ7イニングを防御率0・00で乗り切った。「今日はゴロで打ち取った数が多かった。それは彼のいいときのバロメーター」。本来の持ち味を発揮した内容に、高橋2軍投手コーチは及第点を与えた。

 今季、チームは先発のコマ不足に悩まされた。藤浪、岩貞らが不振。裏を返せば望月にとっては、願ってもないチャンスである。

 「(来春の)沖縄キャンプに行くのが一つの目標なので、課題をもってやらないといけない」

 1軍首脳陣が見守る秋季キャンプ。次なるステージへ、鋭い視線を向けた。(河合 洋介)

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