WS本塁打量産もこれが原因?ア軍バーランダー爆弾発言「ボールが少し違う」

[ 2017年10月31日 05:37 ]

ワールドシリーズ

練習を見守るバーランダー(AP)
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 第6戦に先発するアストロズのバーランダーが、試合前の公式会見の場で、ワールドシリーズの使用球について「一番の不満はポストシーズンになって公式戦とボールが少し違うこと。ポストシーズンとワールドシリーズでも違う。少し滑りやすい」と爆弾発言。記録的な本塁打量産の理由は、投手には不利な「滑るボール」だと指摘した。

 ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「ボールはルールで定められた仕様のままだ」と疑惑を否定しているが、球界を代表する右腕は「その言葉が真実ではないという十分な情報がある」ときっぱり。米専門誌の取材には「ワールドシリーズのボールにサインする時、インクが乗らないことがある。それくらい革がつるつるする。特にスライダーを投げる時に違う」とも証言していた。

 今季レギュラーシーズンの総本塁打数は、6105本。「ステロイド時代」の2000年の5963本を更新する新記録となった。ワールドシリーズでも第5戦までで22本を記録し、過去最多だった02年(7試合)の21本を上回った。

 「滑るボール」への不満を訴えているのは、バーランダーだけではない。ア軍の同僚カイケルも、第2戦の後に「明らかにボールは飛ぶようになっている」と発言。米誌「スポーツ・イラストレーテッド」の取材に応じたドジャーズのリック・ハニカット投手コーチは「ボールが滑って、良いスライダーが投げにくい。有(ダルビッシュ)は違いに気づいて、スライダーがいつもと同じように投げられないと話していた」と証言。第3戦に先発し、1回2/3で4失点KOされたダルビッシュも「スライダーが抜けた。そこを調整できなかった」と話していた。

 バーランダーは会見で、マンフレッド・コミッショナーが15年11月に就任した時に「野球界はこの5年間、攻撃面で落ちている」と話していたことを持ち出し、意図的に「打高投低」に導いた可能性を指摘。その上で「(投手)みんなが望むのはボールが一定していること。飛びやすかろうが、そうでなかろうがね」と強調した。

 ≪最多更新22本塁打≫ワールドシリーズ最多の8本塁打が出た第2戦に続き、第5戦も計7本塁打が飛び出した。両軍計22本塁打となり、02年のエンゼルス―ジャイアンツのシリーズ最多記録の21本を更新。アストロズは今シリーズ13本塁打とし、02年ジ軍の14本塁打にあと1本と迫り、ア・リーグ新記録となった。また、両軍計25得点は93年ブルージェイズ―フィリーズの第4戦の29得点に次ぎ、97年マーリンズ―インディアンスの第3戦と並ぶ史上2位の得点試合になった。

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