花咲徳栄 全試合9得点以上で優勝は96年ぶり

[ 2017年8月23日 19:37 ]

第99回全国高校野球選手権大会決勝   花咲徳栄14―4広陵 ( 2017年8月23日    甲子園球場 )

<広陵・花咲徳栄>初優勝を飾り、喜びを爆発させる花咲徳栄ナイン
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 第99回全国高校野球選手権大会決勝が23日、甲子園球場で行われ、花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で下し、埼玉県勢初となる夏の甲子園優勝を飾った。

 今大会は48試合で史上最多となる68本塁打が飛び出し、個人でも広陵の中村が清原(PL学園)が記録した1大会5本の大会最多本塁打記録を更新する6本塁打を放ち、1大会個人最多記録を更新。さらに最多打点「17」最多塁打「43」最多安打「19」、最多二塁打「6本」の記録も打ち立て、打率も6割7分9厘と驚異的な数字を残した。

 チームでも優勝した花咲徳栄が初戦から全6試合で2桁安打で計80安打、得点でも全試合で9得点以上を記録し、計61得点を展開した。

 大会記録は安打数では2000年の第82回大会で智弁和歌山が記録した6試合で計100安打、得点では1921年の第7回大会で和歌山中が4試合で75得点となっているが、61得点は優勝チーム歴代3位タイ。全試合9得点以上というのは、その和歌山中以来96年ぶり2回目の猛打ぶりだった。

【花咲徳栄の今大会の結果】

1回戦  9―0 開星

2回戦  9―3 日本航空石川

3回戦 10―4 前橋育英

準々決勝10―1 盛岡大付

準決勝  9―6 東海大菅生

決勝  14−4 広陵

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