花咲徳栄・岩井監督 埼玉県勢初Vに感無量「つらい道を一歩一歩よく駆け上がってくれた」

[ 2017年8月23日 17:07 ]

第99回全国高校野球選手権大会決勝   花咲徳栄14―4広陵 ( 2017年8月23日    甲子園球場 )

<広陵・花咲徳栄>初優勝を飾り、喜びを爆発させる花咲徳栄ナイン
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 花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で下し、埼玉県勢初の夏優勝を勝ち取った。

 計16安打14得点と猛打で圧倒してつかんだ初優勝。岩井隆監督は「本当につらい道をひとつひとつ、一歩一歩よく駆け上がってくれたと思いました」と感無量。試合前は「日本一ということは富士山と同じ。一歩一歩上っていこう」と士気を高めたといい、「選手が私を信じて、日々つらい練習を成し遂げてくれた結果が、また甲子園が打たせてくれたヒットもたくさんあった。感謝の気持ちでいっぱいです」とかみ締めるように語った。

 先発の綱脇、5回からはエース・清水の両投手が計13安打を打たれながらも最少失点で抑え「やっと2人がそろったので半分ずつということで、今日はよく投げてくれた」と目を細めた。

 埼玉県勢の夏の決勝進出は93年春日部共栄以来24年ぶり3度目。“三度目”の正直に「いつも県民の皆様にはご声援やご支援をいただいている。悲願の優勝、なんとか成し遂げました」と喜びを爆発させた。

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