由規 6年ぶり東北で「必勝」 山形で27日巨人戦先発へ

[ 2017年6月22日 08:10 ]

ヤクルトの由規
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 6年ぶりの凱旋だ。仙台出身のヤクルト・由規が、山形で開催される27日の巨人戦に先発することが濃厚となった。

 東北での1軍登板は、右肩手術前の11年以来となる。「一戦必勝です。とにかく目の前の試合に集中したい」と静かに闘志を燃やした。

 リーグ戦再開に合わせ、チームは先発ローテーションを再編する。初戦となる23日のDeNA戦(神宮)はチームNo・1の安定感を誇るブキャナン。次カードの頭を由規が担う。今季は4試合に登板し2勝2敗ながら、防御率2・74と好成績を保つ。さらに東北でも過去4試合に登板し、防御率2・73と安定した投球を見せている。

 次戦のマウンドには特別な感情も加わる。日頃から「仙台でも山形でも岩手でも、同じ東北。東北の人はひとくくりで、“東北”として見ている」と地元愛を口にする。偶然にも本拠地で行われた14日の楽天戦後には、相手スタンドからも声援を受けた。「いつか(東北で)投げる機会があれば、いいピッチングを見せたい」と希望していた。力が自然と入る。

 最後の東北は11年の球宴だった。3月に起きた東日本大震災からの復興を願い、当初の予定を変更。開催地を東京ドームからKスタ宮城に変えた。由規は全セの先発として登板。楽天・田中(現ヤンキース)と投げ合いを演じ、多くの勇気と感動を残した。

 あれから6年。右肩手術を経て、現在は中10日以上の登板間隔を保った「特別枠」での登板が続く。状態は上向きだが「(登板間隔が)このままではいいと思っていない」。目指すは完全復活。由規が東北を熱くする。 (川手 達矢)

 ▽由規の東北での前回登板 レギュラーシーズンでは11年5月20日の楽天戦(Kスタ宮城)で、3年連続3度目の凱旋登板。田中(現ヤンキース)と投げ合い、8回を122球、7安打2失点と完投ながら、打線の援護なく黒星。同年は7月24日の球宴第3戦(Kスタ宮城)でも先発。初回に日本ハム・稲葉に2ランを被弾したが、2回を25球、150キロ超を連発した。

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