鳴門、鮮やか逆転勝ち!智弁学園、史上8校目の春夏連覇消える

[ 2016年8月13日 17:53 ]

<智弁学園・鳴門>9回表2死満塁、決勝の右前適時打を放った鳴門・鎌田は、敵失の間に三進して塁上でガッツポーズ

第98回全国高校野球選手権大会2回戦 鳴門5―2智弁学園

(8月13日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会第7日は13日、甲子園球場で2回戦が行われ、第4試合では、鳴門(徳島)が今春センバツ覇者の智弁学園(奈良)に5―2で逆転勝ちを収めて3回戦進出を決めた。智弁学園は史上8校目となる春夏連覇を逃した。

 鳴門は2点を追う5回、2死二塁から敵失で1点を返し、6回には四球で出塁した走者を敵失などで三塁まで進めた1死三塁から矢竹の中前打で2―2の同点。9回には先頭・矢竹の右越え二塁打などで2死満塁としてから2番・鎌田が右前に2点適時打を放ち、相手右翼手の送球エラーもあってもう1点が入り、5―2と一気に3点リード。投げては先発・河野が9回を5安打2失点に抑えた。

 智弁学園は初回、2死一、二塁から高橋の中前打で先制。さらに続いた2死一、三塁で村上も中前へ適時打を放ち、2点をリードしたが、中盤以降はなかなか走者を出すことができなかった。

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