プロスキーヤー三浦校長も拍手　クラーク　敗退も片りん見せた

＜クラーク・聖光学院＞得点を挙げ、両手を上げて喜ぶ三浦校長

第９８回全国高校野球選手権第７日・２回戦 クラーク３―５聖光学院

（8月12日 甲子園）
　クラーク（北北海道）は創部３年目の初出場で通信制高校初勝利はならなかった。

　背番号６のエース・平沢津は８回に４失点で逆転を許し、その裏には一塁走者として打球が当たる不運で反撃機をつぶした。「悔しい。８回は体力もなく、切れが落ちて打たれた」とエースは言った。アルプス席にプロスキーヤーの三浦雄一郎校長も駆けつける中で打線は１１安打。かつて「ヒグマ打線」の駒大岩見沢を育てた佐々木啓司監督は「３年でよくぞここまで来た。ヒグマ打線の片りんを見せてくれた」と話した。

　▼三浦雄一郎校長　よく頑張った。まだ創部３年目。ここまでやるとは思わなかった。素晴らしいスタートを切った。まずは１勝を目指してほしい。