楽天・島内 2年ぶりサヨナラ打 明大同学年の卓球水谷隼から刺激

[ 2016年8月13日 05:30 ]

<楽・日>11回無死満塁、島内がサヨナラ打を放ち水をかけられる

パ・リーグ 楽天4―3日本ハム

(8月12日 コボスタ宮城)
 楽天は今季6度目のサヨナラ勝ち。3―3の延長11回無死満塁から島内が決めた。鍵谷の外角直球を捉えると、打球は左翼手・西川の頭上を越えた。

 4時間21分の激闘にケリをつけ「早く終わらせたかった。犠牲フライで良いので気持ちが楽だった。ホームランが入ると思ったので、ちょっと残念」と満面の笑み。梨田監督は「後ろにいけばいくほどプレッシャーはかかる。よく決めてくれた」と称えた。

 銅メダリストの存在が励みになった。リオ五輪の卓球で男子シングルス3位に入り、同種目の日本人初メダルを獲得した水谷隼は明大で同学年だった。学内で話したことはないものの「刺激を受けました」とエネルギーに代えた。サヨナラ打は自身2年ぶり2度目。負ければ自力でのCS進出消滅の危機を救ったヒーローは「一つ一つしっかり勝って3位を狙いたい」と頼もしかった。 (徳原 麗奈)

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2016年8月13日のニュース