聖光学院・小泉 8回逆転三塁打 母が打撃投手務め技術磨く

[ 2016年8月13日 05:30 ]

<クラーク・聖光学院>8回無死満塁、聖光学院・小泉が中越えに走者一掃の逆転適時三塁打を放つ

第98回全国高校野球選手権第7日・2回戦 聖光学院5―3クラーク

(8月12日 甲子園)
 聖光学院(福島)は戦後最長となる10年連続出場の底力で2年ぶりの初戦突破を果たした。

 1―3の8回無死満塁、5番・小泉は「初球を打つと決めていた」と外角直球に反応。左中間を破る走者一掃の三塁打で試合をひっくり返し「あそこまでいくとは」と会心の一打を振り返った。2年生ながら、いとこの瀬川と不動の二遊間を築く背番号4。中学時代にはソフトボール経験がある母・ふみ子さん(45)が打撃投手を務め、自分が決めたヒットゾーンに打球が飛ぶまで多い時には300球を打ち込んだ。9回には好守でチームを救い「思い切りやりたい」と次戦を見据えた。

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2016年8月13日のニュース