巨人 初救援の高木誤算 痛い連敗、マシソン休養響いた

[ 2016年8月13日 05:30 ]

<ヤ・巨>8回2死、西浦(左)に本塁打を打たれた高木

セ・リーグ 巨人4―5ヤクルト

(8月12日 神宮)
 接戦を落として痛い1敗を喫したが、巨人・高橋監督は選手を責めなかった。「いいと思って使っている。抑えてほしいから使っているわけだからね」。

 4―3の7回、高木を3番手で投入。1死一、二塁から西田に同点左翼線二塁打、8回には西浦に勝ち越しソロを浴び「結果が出ないと何を言っても言い訳になる」とうなだれた。高木はプロ2年目で初救援。登板も7月7日の阪神戦(東京ドーム)で先発して以来だった。チーム最多50試合登板のマシソンに休養を取らせた中で継投に失敗した。

 7回の守りでは、本塁クロスプレーでヤクルト側の要求を受ける形でリプレー検証しようとした審判団に高橋監督が抗議。「人によって言うことが違う」と詰め寄ったが、試合後は「僕も理解できていないから、どうのこうの言えない」とだけ話した。消化不良のまま手痛い連敗。広島の背中がまた遠くなった。 (春川 英樹)

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2016年8月13日のニュース