創志学園 最速154キロ右腕・高田の夏終わる 6回途中10失点KO

[ 2016年8月13日 16:35 ]

<盛岡大付・創志学園>6回裏2死三塁、塩谷(奥)に2点本塁打を浴びて10失点。マウンドを引きずり降ろされた創志学園・高田

第98回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 創志学園8―11盛岡大付

(8月13日 甲子園)
 49代表で最後の登場となった夏初出場の創志学園が8―11で盛岡大付に敗れた。

 プロ注目の最速154キロ右腕・高田を擁する創志学園は2回に先制。先発・高田も上々の立ち上がりを見せたが、4回にソロを放たれると、3連続四球を与えるなど乱れた。その後も盛岡大付がたたみかけ、6回途中11安打10失点で降板。打線は12安打と食らいついたが、悔しい初戦敗退となった。

 試合後に長沢宏行監督は「3点までと思って試合に入ったが、こういう試合になってしまった。ただ、選手たちはよく打った」と予想外の乱打戦だったことを明かした。先発の高田については「3回まではこのまま行ってくれればと思ったが、(4回に)ソロを打たれてから焦ったのではないか」と失点の場面を振り返った。 

 夏初出場となった今大会。「夏の超満員の甲子園で幸せな経験をさせてもらった」と話し、「ほかの岡山のチームのことを考えるともっと粘り強く戦うことも必要だったかもしれないが、選手たちはよく頑張ってくれた」と死力を尽くして戦ったナインをねぎらった。

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2016年8月13日のニュース