大リーグ選手会 永久追放処分投手の非難に反論「サポートの自負ある」

[ 2016年3月7日 15:44 ]

大リーグ選手会で専務理事を務めるトニー・クラーク氏 (AP)

 大リーグ選手会の専務理事を務めるトニー・クラーク氏(43)は6日、薬物規定違反で永久追放処分となった元メッツのヘンリー・メヒア投手(26)が処分決定の際に選手会が必要なサポートを行わなかったと述べた件について言及し、そのような認識はないという見解を示した。

 メヒアは先月に3度目の薬物規定違反で大リーグ機構から永久追放処分を科されたが、4日に掲載されたニューヨークタイムズ(電子版)のインタビューで、「これは大リーグ機構の陰謀」と自身の潔白を主張。さらに、処分に対する異議申し立てなどの対応をとるべきだったと選手会を非難した。

 これに対してクラーク氏は「いつでも選手というものは、選手会からのサポートがあるかどうかを気にかけるものだ」と前置きし、「我々には選手を入団から引退までしっかりとサポートしているという自負がある。そのことは信じてもらっていい」と話した。また、薬物規定違反に関する処分についても、大リーグ機構と密にコミュニケーションをとっていると強調し、メヒアに異を唱えていた。

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