トランプ氏がオーナー?過去のインディアンス買収計画が明らかに

[ 2016年3月7日 12:15 ]

 米大統領選で快進撃を続けている実業家のドナルド・トランプ氏(69)が、かつてメジャーリーグのオーナーになることを目論んでいたことが明らかになった。

 6日に米国のスポーティングニューズが伝えたところによると、トランプ氏は1983年にインディアンスの買収を本気で考えていたそうで、同年2月にその旨を記した文書を当時の球団社長に送ったとのこと。現在でもその文書は残っており、同メディアはその写真を公開している。

 しかし、その内容を見ると、本当にトランプ氏がインディアンスのオーナーになろうとしていたかは疑問な部分もあり、提示した買収額は1300万ドル(約14億7000万円)と、その時代を考慮に入れても安すぎる。ちなみに、米経済誌「フォーブス」によると、現在のインディアンスの資産価値は8億2500万ドル(約938億円)とのこと。

 さすがに1300万ドルでは難しいと思ったのか、その後に提示額を3400万ドル(約38億6000万円)にまで引き上げたそうだが、トランプ氏の希望通りとはいかず、86年に3500万ドル(約39億8000万円)で別の買い手がついたという。

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2016年3月7日のニュース