松井氏が傘下マイナー巡回 球場で若手に助言 打撃投手も務める

[ 2015年4月19日 15:27 ]

 ヤンキースのゼネラルマネジャー(GM)特別アドバイザーに就任した松井秀喜氏が傘下のマイナーチームを巡回し、球場で若手に助言を送っている。

 18日はニュージャージー州の傘下2Aトレントンで打撃練習に付き添った。気温25度を上回る初夏のような天候の中、打撃投手を務めて汗を流し、その後はケージの後ろでじっくりと観察。選手のスイングの感覚を共有するかのように体を動かす場面もあった。

 傘下の3Aスクラントンも巡るという松井氏は「今は選手たちの特徴をつかんでいるところ」と話し、練習と試合での打撃内容の違いなどに注意を払っている。

 マイナー選手に対しても押し付けはしない。「自分の感じたことを(選手に)話している。それにとらわれる必要はないことも伝えなければいけない。最後は選手の考えだから」と、一歩引いた位置から成長に貢献したいと考えている。(共同)

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2015年4月19日のニュース