オリ 思い出のユニホームで3連勝「象徴のような試合ができた」

[ 2015年4月19日 18:24 ]

<オ・西>カラバイヨ(左)と前田(中央)はファンの声援にこたえる

パ・リーグ オリックス4―1西武

(4月19日 ほっと神戸)
 オリックスは西武に2連勝し、前のカードから続く連勝を3に伸ばした。

 試合は打線が2回に好調が続くカラバイヨの中前適時打などで一挙4得点。序盤の大量得点で試合を有利に進めた。

 投手陣は先発・バリントンが2回に頭部死球で危険球退場と緊急事態に陥ったが、その後は慌てることなく前田、マエストリ、海田、馬原のリレーで西武打線を1得点に抑え込んだ。

 急きょ登板となった2番手の前田は「本当に急だったので、何も考える間もなくマウンドに上がった。何ともなかったですね」と2回の緊急登板を振り返り、4点目を叩き出したカラバイヨは「もう1点欲しかった。つまったけれど、ボールがセンターに落ちてくれてよかった」と流ちょうな日本語でコメントした。

 オリックスは95年に起こった阪神・淡路大震災からの復興のため、「がんばろうKOBE」を合言葉に同年リーグ優勝。西武とのこの2連戦、選手たちはその当時の“オリックス・ブルーウェーブ”のユニホームを着用した。

 森脇監督は「きょうは緊急登板などもあり、まさに全員で戦った勝利。この2試合はたくさんの人の思いがこもったゲームだったが、その象徴のような試合ができた」と感慨深げに語った。

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