鳥谷送りバントで燃えた!阪神ゴメスV打「あまりないことだから」

[ 2015年4月19日 08:00 ]

<神・巨>6回1死二塁、ゴメスは勝ち越しとなる左前適時打を放つ

セ・リーグ 阪神2-1巨人

(4月18日 甲子園)
 燃えないわけがない。同点で迎えた6回1死二塁。キャプテンの送りバントがつくりだした勝ち越し機に阪神の主砲・ゴメスのバットが火を噴いた。

 「(鳥谷の犠打は)あまりないことだから、ビックリした。あそこは何とか還したいと思った」。カウント1ボールから田口が投じた低めに落ちる121キロのスライダーを引っ張って三遊間を抜き、決勝点を挙げた。

 初回2死二塁でも外角低めのチェンジアップを中前に運ぶ先制打。4番が全2得点を叩き出した。今月序盤は勝負どころで打ち損じが目立っていたが、徐々に調子が上向き、最近5試合は打率.353、4打点。本来の勝負強さを取り戻した昨季の打点王は「積極的にバットを振って、チームに貢献できた。ボールも見えている。状態はいい」ときっぱり言った。

 ▼阪神・鳥谷(6回無死一塁で、昨年3月29日の巨人戦以来の犠打を決め、決勝点をお膳立て)サインです。点にもつながって良かった。

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