がんばったオリ今季初連勝 95年リーグV復刻ユニで燃えた

[ 2015年4月19日 05:54 ]

<オ・西>6回無死、本塁打を放った坂口(中央)を迎えるナイン

パ・リーグ オリックス5-1西武

(4月18日 ほっと神戸)
 オリックスが今季初の連勝を収めた。「がんばろうKOBE」のワッペンをつけて11年ぶりにリーグ優勝した1995年の復刻ユニホームを着て、当時の本拠地だったほっともっとフィールド神戸で戦った。ディクソンが1失点完投。打線も序盤から得点を重ねた。

 仰木彬監督が率い、イチローが躍動して阪神・淡路大震災からの復興の旗頭を務めた95年。あれから20年、チームは神戸市が進める「震災継承・発進事業」に参画する形で、今2連戦を復刻ユニホームで戦う。6回に1号ソロを放った坂口は兵庫県明石市出身で、震災の年は11歳の野球少年だった。「プロになりたいと思わせてくれたユニホーム」と燃えていた。

 今年1月17日に「節目の優勝は任務」と宣言していた森脇監督は「いつも以上に気持ちを持ってやったし、ファンと我々の思いがかみ合った」と話した。開幕から大きくつまずいたチームは、連勝しても借金10で断然の最下位。95年の選手会長でもある星野投手コーチは「お客さんのために頑張らないと、という思いが一層強くなった。チームも優勝の2文字を掲げている。一丸となってやる年」と逆襲を誓った。

 ▼オリックス・ディクソン(チーム一番乗りで完投勝利)勝てて最高。素晴らしい球場だ。

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