田辺監督、振り遅れ決勝打に「“ナイスバッティング”でした」

[ 2015年3月27日 22:46 ]

<西・オ>開幕戦で監督初勝利をあげ、牧田から受け取ったウイニングボールを見せる田辺監督

パ・リーグ 西武1―0オリックス

(3月27日 西武プリンス)
 西武がオリックスに零封勝ちを収め、12年から続く開幕戦での連敗を3で止めた。

 試合は西武・牧田、オリックス・ディクソン、両軍先発投手が好投を続け、5回までゼロ行進。迎えた6回、西武は先頭・秋山の二塁打を足がかりに2死一、三塁と好機を作ると、メヒアが右前適時打を放ち先制。この貴重な1点のリードを3人の投手リレーで守り切った。

 決勝打のメヒアは「牧田がよく投げていたので、その手助けができてうれしい」と笑顔。その牧田は「初めての開幕投手だったが、いつも通りのピッチングを心掛けた」とこの日の7回5安打無失点という自身の投球を振り返った。

 田辺監督も「プレッシャーが懸かる試合でも彼らしさが出た。ピンチの場面でも逃げることなく強気な姿勢を見せてくれた」と牧田を絶賛。調整が遅れていたメヒアの打撃については「たまたま振り遅れた打球があのような結果になっただけ。“ナイスバッティング”でしたね」と周囲を笑わせた。

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